point.1

歯科医と柔道整復師による総合治療

歯科医と柔道整復師による総合治療

近年、世の中が便利になっていく一方で、私たちは体を動かす機会を極端に失っているように思えます。一見、元気そうに生活をおくっていても、実は何らかの不快症状(腰痛、頭痛、アレルギー等)を抱えている方が多いのではないでしょうか。その原因として挙げられるものに、生活習慣や食生活の乱れがあります。
足を組んで座ってしまう。鞄を持つのは、いつも同じ側。歩ける距離なのにタクシーを使ってしまう。無理なダイエット等々…
皆さまにも覚えがあるであろう、これらの何気ない日常生活の行動が、筋力や体力を衰えさせ、体の左右のバランスを不均等にさせているのです。
靴底は左右対象にすり減っていますか?
鏡に映る自身の姿が左右どちらかに傾いていませんか?
人は二足歩行の生き物であり、体のズレは、筋肉によって支えられた上でバランスが保たれています。しかし、そのズレが1分、1時間、1日、1ヶ月、1年…と長い年月を経過することで、骨格からバランスが崩れてしまい、腰痛や肩こり、頭痛、さらには顎関節症までを引き起こしてしまう恐れがあります。日常生活に支障をきたすこれらの不快症状の中でも、顎関節症は特に治りにくい病だといわれています。顎がズレると、頸椎もそのバランスを保とうとするために、胸椎、腰椎、仙骨と、次々にズレが生じるのです。

歯科医と柔道整復師による総合治療

皆さまは顎関節症に罹った場合、どんな病院へ行きますか?
歯科でしょうか?整体院でしょうか?
インターネットで「顎関節症 医院」等と検索をすると、歯科と整体院どちらの治療項目にも「顎関節症」と記載されていることが分かります。
でしたら、歯科と整体が併設された医院があってもいいのではないでしょうか。

当院では、顎関節だけではなく全身のバランスを調整した上で、即、歯科治療(特に、顎関節症の治療)を施す総合治療を行っています。

point.2

顎関節症と噛み合わせ

顎関節症と噛み合わせ

顎の筋肉や顎関節の関節包(関節を包む袋)、関節円板(骨と骨のクッション)に異状があれば、痛みを感じたり、口が開かないといった症状が現れます。これらの症状は、噛み合わせを調整し、問題のある部位を正常な状態に戻すことで解消されます。
また、噛み合わせが悪いと、頭部のバランスの崩れを支えるために、常に筋肉が緊張状態になったり、頚椎がズレる恐れがあります。それが頭痛、耳鳴り、肩こり、腰痛などの原因につながるとされています。咬み合わせを原因としたそれらの症状は、咬み合わせを改善することによって治すことが可能です。

point.3

歯科治療と咬合治療の違いとは

歯科医師が行う診察内容として挙げられるのは、主に虫歯治療や歯周病治療等ですが、これらは治療のカテゴリの1つに過ぎません。つまり、口内の治療のみが私たちの専門分野ではなく、咀嚼(そしゃく)と嚥下(えんげ)という顎口腔系に関しても、当然ながら私たちが担う分野であると考えています。
人は、咀嚼ができなければ、食べ物を砕くことができず、嚥下ができなければ、食べ物を飲み込むことができません。すなわち、人間としての生命活動を営むことができないのです。

歯科治療と咬合治療の違いとは

目の前に美味しそうな食べ物があっても食べられない…となると人生の半分以上を損していると思いませんか?
想像してみてください。
食べることができずにお粥を啜る生活…
風邪を引いて体調が悪くても数日が限界ですよね。
このような不要な我慢は、健康であれば避けたいことです。

歯科治療における当院の体に調和した咬合治療は、上下の歯形をお取りして検査をします。どうして噛めないのか?この先、何が起きようとしているのか?
もしも未来が予知できるのであれば、それに越したことはありませんが、残念ながらそれは不可能です。
ただし、予測することは可能です。

歯科治療と咬合治療の違いとは

point.4

噛み合わせの重要ポイントと再構成

噛み合わせの重要ポイントと再構成

私たちが、診療する上で最重要視しているのは噛み合わせです。歯科は痛みの原因を取り除く医院というイメージを持たれる方が多いかと思いますが、歯や体の健康を考えれば、患部だけを治療しても根本的な解決にはなりません。また、虫歯や根の治療、抜歯後であっても、それらを長期的に放置してしまうと噛み合わせが乱れてしまうケースが多々みられます。噛み合わせが悪ければ、一部分だけに歯が強く当たり、詰め物や被せ物の治療が割れたり、場合によっては歯が欠けることもあります。他にも、力いっぱい噛みしめた場合、その歯だけが歯茎に深く沈み込んで顎の骨に支障をきたす事態に陥ることもあるのです。
噛むという行為は、すべてが筋肉の動きによるものであり、脳が筋肉に「噛め」と信号を送ることで顎に力が入ります。しかし、左右の噛み合わせのバランスが悪いと、噛む筋肉が一方向にだけ引っ張られ、首が曲がってしまうと同時に頭も傾きます。人間の体は真っすぐな状態を保とうとする性質があるため、傾いた頭を真っすぐにしようと、無意識に肩を傾けてバランスを補正しようとします。ところが今度は、左右の肩の高さが不均等になるために、歩きにくさを感じてしまい、腰でバランスを取ろうとするので、腰の歪みが生じます。さらに、腰の歪みを膝で調整しようとする…このように、体全体でバランスを取ろうとするうちに、骨格のバランスが崩れていきます。

骨がズレると、骨の上の筋肉にも負担がかかってしまい、血液量が減少して、血行不良になります。その結果、偏頭痛や肩こりといった症状が現れることがありますので注意が必要です(これらの不調の原因が100%噛み合わせであるとは言い切れません)。
ですので、私たちは単に患部の治療を施して終わるのではなく、歯の土台である顎や骨格までをトータルに看て治療するよう心がけています。

体の健康において、歯の噛み合わせがいかに重要かを理解いただけたでしょうか。

従来の噛み合わせの診断は、肉眼での確認や手で触った際の感触といった感覚頼りの側面が強かったのですが、当院では、体に調和したお口の状態を整えるために、咬合機能測定器や咬合器で、顎機能検査や歯型模型による分析を行い、噛み合わせを診断します。また、体に噛み合わせを調和させるためには三次元的な診断が必要になるため、フェイスボウと呼ばれる補助装置を使用して、人の正中や頭蓋骨からの位置、顎関節からの位置を正確に記録していきます。こうした器具を使用することにより、歯並びが左右対象なのか?前後左右的な湾曲が正しいか?日常的に噛んでいる位置と、顎関節からみた噛んだ位置がどの程度歪んでいるのか?といった客観的な数値データを元にした三次元的な診察が可能になるのです。

噛み合わせの重要ポイントと再構成

噛み合わせの再構成を行うためには、正しい噛み合わせの位置を獲得しなければなりません。そして、審美性はもちろんのこと、機能も回復させることによって、お口の中から体全体の健康へと導くことが重要であると考えています。
また、機能回復を目指した治療には、歯だけではなく筋肉の状態や顎関節の位置も含めた総合的な診査が必要であり、最善の治療法を選択することが大切です。

体に原因不明の不調が生じた際には、まず、噛み合わせのズレや骨格の歪みを疑ってみてください。咬合治療は歯科医師と患者様の信頼関係が重要であり、科学的根拠に基づいた診査診断が必要です。
当院では、柔道整復師との連携により、歯の治療と同時に全身の骨格を整える総合的な診療を行っていますので、ご希望の患者様がいれば迷わずご相談ください。